
ペアレント・トレーニングの研修会の実施報告
親支援の一環として、昨年からツボミ園に在籍する子どもたちの保護者に向けて「ペアレント・トレーニング」を主題とする研修会を行うようになりました。保護者のご都合を考慮した上、ツボミ園に来所する形とオンラインの形式で行いました。講師として、鳥取大学大学院臨床心理学の教授井上雅彦先生、准教授井上菜穂先生と小児神経科医の木村先生に来所していただきました。また、支援サービスの質の向上のため、ツボミ園の指導員全員も研修会に参加しました。
研修会の前半では、応用行動分析に基づく、保護者でも日常生活で容易に使える方法などについて実例を挙げながら、丁寧に説明を行いました。後半では、講師と保護者の話合いの時間を設けて、専門的な観点から保護者の悩みを聞き取りアドバイスを提供していました。また、外国人保護者の日本語能力を考慮した上、指導員による通訳を提供しました。
研修を通して、保護者は家での子どもとの接し方や身辺自立と身に着いてほしいスキルの練習と向上などに関して、専門知識と科学的な方法を学ぶことができました。また、保護者にとって普段の育児の悩みを人に言えストレスの発散ができたことや、同じ悩みを抱える親と出会えることで少しでも心が強くなったことも研修会の大きなやりがいであると思います。
また、研修会にツボミ園の職員も参加したことで、専門知識とその活用方法を学ぶことができて、自分自身の支援方法を改めて見直す貴重な機会にもなりました。
