就学指導

ツボミ園では、毎年4月から年長児に対して就学指導を行っており、これまでの3年間で就学指導のアセスメントやプログラム作成も実施してきました。指導内容には、授業参加のルールや学習習慣、態度の形成、簡単な掃除や持ち物の整理整頓など、学校生活に必要なスキルが含まれています。また、毎日30分の授業シミュレーションも行っています。
本日は、小学校に向けて連絡帳の書き方や黒板からの書き写しの練習を行いました。今回は平仮名の書き写しが主な目標であり、連絡事項ではなく書き写し形式の練習に重点を置きました。まず、授業の始まりに挨拶を行い、その後、指導員が今日の学習内容を見本を提示しながら説明しました。子どもたちには、難易度が異なる2種類の連絡帳のプリントから選ばせ、一行ずつ指導員がサポートしながら書き写しの練習を行いました。自立して取り組めない子どもには、指導員が補助を行います。

 

  書き写しが難しい子どもでも、一緒に教室に座り、自分の好きなことを書きながら、みんなと同じ環境で勉強することに慣れることを目標としました。まだ完璧に書き写せない子どももいますが、皆真剣に取り組む様子が見られ、日々の成長が楽しみです。

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