絵本の読み聞かせ

夏休み中に、毎日のルーティンとして、朝の会が終わった後、絵本の読み聞かせを行っています。今回、『さんびきのこぶた』という絵本にしました。実は、この絵本を選んだ理由があります。この物語の原話では、狼さんが一番目と二番目の子豚を食べた後、三番目の子豚を食べようとしたが、カブ園、りんご園、町のおまつり、という3つのシーンが出て、それらの場面で三番目の子豚が頭を使って、狼さんからうまく逃げられたという面白い話が続いていました。但し、「子豚が狼さんに食べられるなんて、子どもたちにとって残酷でしょう!」という大人の思いで、原話が改編され、現在子どもたちが熟知している物語になったそうです。しかし、「残酷だ!」ということが大人の一方的な思いかもしれないし、原話にあるカブ園、りんご園、町のおまつり、という3つの面白いシーンがカットされたことが、子どもたちにとって本当に残念なことではないかと思います。そのため、今回、読み聞かせに福音館のこどものともに収録されている『さんびきのこぶた』を持ってくることにしました。


すると、読み始めた時、「えー、これ、僕/私知ってるよ!」という声が多かったが、一番目の子豚が食べられた場面で、「え?食べられた?」と不思議そうな顔をする子がいました。だんだん後半になると、子どもたちが静かになり、興味深く聞く様子がみられました。読み終わった後、「この物語はどう?」と子どもたちに聞いたら、「僕が知ってるのと違う。でも、面白い」と子どもたちの答え!「やっぱりそうだ!」と我々が思いました。


絵本の裏表紙に書いた説明のように、子どもたちは、子豚は、狼さんに食べたれた事実を「しょうがないけど、当たり前でしょう」と納得しています。しかも、後半の三番目の子豚と狼さんのお話の続きが物語の中の最も面白い部分であるため、子どもたちに紹介すべきということも、当たり前だと思います。

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